ここまでご覧いただきまして、ありがとうございます。
あらためまして玉木畳店 四代目 玉木宏幸です。
当店が創業以来守り続けていることが3つあります。(三代
目である親方に厳しく教えられました)
それは、お客様におつけして恥ずかしくない品質の品物を
扱うこと。畳の仕上がりが良くなるなら手間を惜しまないこ
と。そして、お客様へ嘘をつかないことです。
意外と知られていませんが、畳業界を震撼させるニュース
がありました。
『中国産を熊本県産と偽り、会社経営者の男ら3人が逮捕』
中国産などの粗悪な畳を熊本県産の高級畳と偽り、販売していた疑いで、東京の畳販売会社が摘発された。
昨年12月、中国産などのイグサを使った6000円程度の畳を東京都内の男性に7万円で販売した疑いが持たれている。
容疑者らは、「国産で一番良質な熊本県産の畳表を値引きして張り替えます」と言って販売したものの、すぐに穴が開いたことから男性が警視庁に相談し、発覚した。畳の産地偽装を巡る摘発は全国初だという。
このようなニュースはごく稀なことだと思います。
しかし、畳店によっては中国産なのか国産なのかハッキ
リ明記せずに価格だけ記載されているチラシを良く見るの
も事実です。
中国産のゴザが悪いとかではなく、中国産を国産と嘘をつ
いて販売したのが問題なのです。それと同様にお客様に使
用するゴザが国産なのか、中国産なのかを曖昧にしている
お店も問題だと思います。
お客様に嘘をついたら、信用して畳替えをまかせていただ
いたお客様に申し訳がありません。結局、最終的にはお店
の正直さ・誠実さになるのだと思います。
創業以来守ってきた『品質を大事にする』、『手間を惜しま
ない』、『お客様に嘘をつかない・お客様に誠実であること』
を忘れずに、これからも畳を通じてお客様に幸せになっても
らいたい。
お客様にご満足のいく畳替えをしていただくためにお役に
立てるよう、これからも家族みんなで頑張っていきます。
あなた様からのご連絡心よりお待ちしております。
四代目 玉木宏幸
追伸
当店は親方と私の二人で畳を作っています。そのため
本当に忙しい時期になると手一杯になりお待ちいただくこ
とになります。
(店に置ききれないくらい畳でいっぱいになりました)
ひとつひとつ畳の寸法を図り丁寧に仕上げていくため一枚
畳を作るのに時間がかかります。そのため、どうしても一日
に作れる枚数が決まってしまいます。できるだけ手間をか
けず、流れ作業で仕事をしたら沢山の畳が作れます。しか
し、手間をかければかけるほど畳の仕上がりは良くなりま
す。品質を落としてまで、大量生産はしたくないと玉木畳店
では考えています。
先延ばしにせずに、ご相談だけでもお早めにどうぞ。